セルフプレジャーが好きで毎⽇やっている！という⽅もいればほとんどやらないという⽅もいると思います。セルフプレジャーに積極的でない⽅に理由を聞くと、忙しい、性欲がそんなにない…という場合もあれば、セックスで本領発揮するためにあえてオナ禁をしているという場合も。
「それはもったいない！」より良いセックス、より良いプレイをしたいという気持ちがあるなら、定期的なセルフプレジャーをするのはいかがでしょうか？
医学的にも定期的な射精をした⽅が精⼦の質のためにも健康のためにも良いと⾔われているようですが、⼿コキ研究会としては、セルフプレジャーを通してもっと⾃分の体を知って欲しいと思っています。 いつものやり⽅ばかりではなく、様々な触り⽅をしたり、 おかずを変えてみたり、グッズを使ったりすることで、どこが気持ちいいのか？どんな⾵にするとより興奮するのか？をぜひ深めてみて欲しいです。

⼿コキ研究会は“性を楽しむきっかけづくり”をコンセプトに2016年から続いているイベントを主催しています。楽しさの⾯を伝えるだけでなく、学会などにも参加し、性を安全に楽しむことの⼤切さも伝えています。
AIDS⽂化フォーラムというイベントでジェクスさんのブースを⾒つけ、ジェクスさんが性教育に関わる活動に⼒を⼊れていることを知りました。
そこからジェクスさんのグッズをイベントで配布させていただいたり、YouTube動画でコラボさせていただいたりしています。
2020 年には⼿コキ研究会プロデュースの⼿コキ店をオープンし、実際に⼿コキの気持ちよさ奥深さを多くの男性に体験していただいています。そのお店でもセクシャルヘルスの観点を⼤切に活動しています。

セルフプレジャーに必要なもの…そんなの⾃分の右⼿だけで⼗分！という声も聞こえてきそうですが、そこにプラスアルファをすることでセルフプレジャーをもっと気持ちよく価値の⾼いものにすることができます。
いきなりペニスを刺激するところからスタートするのではなく、物理的刺激を加える前にエロい気持ちを最⾼潮にすることが⼤切です。⼿コキ研究会のお店では、まずは局部に触れないボディータッチやパウダーマッサージからスタートし、興奮を⼗分に⾼めてから優しく触り始めます。
これはセルフプレジャーでも同じ。おかずは動画でも、 画像でも、 ⼩説等の⽂字ベースのものでも。もちろん過去のプレイや妄想で気分を高めても。
触らなくても勃起しちゃうくらいに興奮が⾼まってから、物理的な刺激を加え始めます。この時使いたいのが、 ジェルなどの潤滑剤。セルフプレジャーでジェルなんて使わないという意⾒もよく聞きますが、 ⼀度使ってみてください。ペニスは⽪膚の薄いデリケートゾーンですし、安全に気持ちいい⼿コキをするために必要不可⽋です。さらに ZONE ブースターセルフプレジャージェルは、くちゅくちゅとした⾳が出ることも特徴なので、聴覚的な刺激もプラスできます。 あらゆるバリエーションでさらなる気持ちいい部分、さらなるエッチな刺激を⾒つける⼿助けをしてくれます。
また、グッズを使う時にもジェルは活躍してくれます。オナホールやガーゼの様なグッズを使⽤する際はもちろんですが、ローターのような振動系のグッズを使う時も、 摩擦による⽪膚へのダメージを軽減してくれます。
以上のように、 射精に向けて⼀直線のセルフプレジャーだけでなく、物理的、そして精神的に気持ちいいプレイを探るのもおもしろいと思います。

ジェルをつける時には⼀度⼿に取り、⼿の温度で温めてからペニスに塗布します。体温で温めることにより違和感を感じずに使うことができます。
ジェルを塗りつけるのと同時に「⽟流し」をします。 後のお楽しみのためにも、 最初は優しく触るのが肝⼼。この時さわさわとした刺激が好きな⽅は「ひよこちゃん」という技もおすすめです。どの⼒加減が気持ちいいか？どこが敏感なのか？を感じ取りながらゆっくり触ってみてください。
その流れで次は「スタンダード」。メジャーな技ですが、これもひと⼯夫でバリエーションをつけることができます。 付け根のみ、竿全体、亀頭と、ペニスを3段階にわけて刺激し、部位による刺激の違いを楽しんでみてください。
他にもセルフプレジャーに使える技に、「リバース」「ダブルスタンダード」「おいのりしごき」「⼋咫烏(やたがらす)」などがあります。
射精する時は⼀番慣れた刺激の⽅がいいかもしれませんが、その前の段階をいろんなパターンで楽しんでみてくださいね。
射精後の⽚付けも、ZONE ブースターセルフプレジャージェルなら楽ちん。軽くシャワーを浴びれば簡単に流すことができます。

⼆⼈でのプレイの時も同様に、ジェルを⼀度⼿にとり体温で温めてから使います。
最初の流れはセルフプレジャーの場合と同じです。焦らすように、優しい刺激から少しずつ⾼めていくイメージです。⼆⼈でのプレイならではの技として、「リバース」の後に「フォークボール」がおすすめです。リバースからの流れで簡単にできる気持ちよくて⼈気の技です。あとは両⼿を使う「寿司⾷いねぇ」「カメハメハ」もぜひ取り⼊れてみてください。
⼆⼈でのプレイで意識して欲しいのは、⼿コキだけに集中するのではなく、⼿コキをする時の体位や、⾔葉や⽬線でのコミュニケーションです。それを意識することで、作業っぽくならずに、お互いにプレイを楽しむことができます。どうしたらいいかわからない場合は素直に相⼿に聞いてOKです。
また⼿コキを受ける男性側は、気持ちよかったらしっかり反応してあげてください。何も反応がないと攻め⼿は不安になってしまいます。⼥性も、男性が気持ちよさそうな表情をしたり、喘ぎ声を出したりしてくれるのはすごく興奮するんですよ♪

“⼿コキ”は正直、軽視されがちなプレイだと思います。
でも、⼿さえ動けば誰でもできて、バリエーションも豊かで、あらゆるプレイの雰囲気にマッチし、性感染症のリスクも低い、多様性にあふれたプレイだと思います。
いつもと違うスパイスとして、パートナーに試すのはいかがでしょうか。
また、セルフプレジャーではいつもと違うパターンを試してみることで、セルフプレジャー⾃体の楽しみ⽅も広がるし、⾃分のツボをより深く知り、⼆⼈でのプレイを盛り上げることに繋がります。
⼿コキというプレイやジェルというグッズにハードルを感じずに、ちょっと試してみようかな♪くらいの気持ちで取り⼊れていただけたらと思います。