よろしくお願いします～！

よろしくお願いします！

「セックストラブル－相談しづらいデリケートゾーンの話－」ということで、デリケートケア研究会の番組を始めさせていただきたいと思います！

セックスに関わる、性の話しというのは中々人に相談しづらいというところで、一人では解決できない問題に悩まれている方も沢山いらっしゃる方もいると思いますので、今回のイベントでは気軽に相談・お勉強出来ればと思います！

とても大事なことなのに、相談できる場がないってのはありますよね？二宮院長。

やっぱり、どこでどういう深さまでを誰に相談していいか…すごく難しいんですよね。小学校であれば保健室の先生。中学生くらいになると、友人やネットでの検索。そこでまず病院・専門職の人に行こうっていうのがわからないんですよね。そして金銭を自由に使えるようになると、デザインがカワイイ・SNＳで紹介されていたっという理由でデリケートゾーンケアに手を出し始めるんですよね。それがいい商品で自分のニーズに合っていれば問題ないんですが、それが自分のニーズに合ってるかわからないまま、それが正しい！って思ってしまうと泥沼に入ってしまうんですよ。

なるほど！そういった場所や言葉、機会が増えるようにこういった場を大切にしていきたいですね。

こういう研究会を通して正しい表現の方法、どういう観点・どういう見方(これは正常なのか、これは病院に行くべきか等)を学べればと思います。

皆さん、自分が満足するセックスをしてますか？自分だけじゃなく、人の事も気になりますよね？痛みがあっても中々相手に言えない／濡れにくいと、満足度は低いのではないでしょうか？
世界のセックス満足度を見た時、他の国は満足度が比較的に高いですが、日本は満足度が低いことがわかっています。勿論、色んな事情があります。性的な事に対しての考え方の違い/文化的な背景の違い/居住空間の違いなどがあります。

文化的な考えなどを除いて、レジャーの一つに「日本のご飯」は美味しすぎる！心地よいと感じるもののアンケートでは、他の国では比較的に「セックスをする」が一位になりますが、日本では「美味しいものを食べる」ことが一位になっています。
日本では一定レベルの食事をとることができているからこそ、満足度が高いのかもしれません。またその他にも満足度の高いレジャーが多いため、満足度もそちらに高くなるかもしれません。
セックス以外で幸せなことは悪くする必要もなく、好きなことを続けていただければと思います。
ただ（今回は）、セックスが良くないと悩んでいる方に向けて、良くしていけばいいじゃない！という講義になります！

はい！

このチェックに思い当たる女性は多くいるのではないでしょうか？「こういうこと(時)もあるな」という程度なら心配しなくて大丈夫です！だけど毎回トラブルがあって、「セックスなんてこんなものだ」って思っているのは我慢しすぎなのかもしれません。
5つ挙げた原因の中で、一番自分でケアができて、様々なトラブルの解決になりやすいのが、うるおい不足。ちゃんと改善しておくべきです。

性交痛とは、セックスが痛い状態のことを言います。「処女膜が硬くていたいのでは？」と思っている人はたくさんいるのではないでしょうか。

そう思っている人もいると思います！

処女膜ではないんですよね。原因としては、膣の入り口（小陰唇・大陰唇）、骨盤を支える筋肉、子宮などの内臓の病気など、さまざまなケースが挙げられます。痛みを相談しに、婦人科に行っても問題がないと言われる場合は、子宮・卵巣に問題がないからということが多いです。粘膜の機能、骨盤の筋肉までは見てもらえず、気持ちの問題、我慢したら、慣れると言われてしまう。それで解決する場合があるかもしれませんが、痛い人の多くは回数こなせば慣れることはほとんどない。痛いものは痛いのです！

絶対そう！

（大きくうなずく）

そして性交痛の原因は、入口でのトラブルがほとんど。膣に入るちょっと前にある粘膜の部分である、前庭部を痛いと感じる人が当院を受診する患者さんでは9割です。痛くて入らない、という場合はこの箇所が痛んでいると考えてください。薄くて炎症が起きやすい箇所のため、痛みを感じてしまいます。

「濡れていても、自分が充分に濡れているかどうかわからないです」

分泌物は前庭部からじわっと出てきます。興奮して血流が増えて組織が柔らかくなり、腟の入り口を触ると普段よりも、ふわふわであったかい感じになります。くっついてくる感じがなくサラ～っとした手触りであれば、充分に濡れていると思っていいです。これは外側の話ですが、内側は濡れるのはまた別の話。外側・内側両方が濡れていないと充分とは言えません。内側だけ濡れていて、外側が濡れてないと痛みを感じるケースもあります。

へえ～！私は（内側・外側を）一緒くたに考えていました。どちらかに変化があればＯＫなのかと。

順番としては外がしっかり濡れていて柔らかく・あったかくなっている状態が挿入しても良いというタイミングになります。

相手とコミュニケーションをとりながらスムーズにできるといいですよね。

治療をしたい場合は専門医の治療が必要になりますが、自宅でもできるケアにはうるおいが大切になります。潤滑剤をまず使用してみましょう。粘膜の表面の痛みを和らげるために、うるおいをプラスする潤滑剤の使用をおススメしています。

更に潤滑剤の効果的な使い方があります！

すごく気になります！

この3つを守ってもらえればと思います。正しく潤滑剤を使うとトラブルはかなり解消されますので、解決してセックスを良くしていきましょう！

オーガズム障害の可能性もありますね。ホルモンのバランスが悪いこともありますが、そもそもセックスが痛くないか・そのものにトラブルがないかの大前提があります。
痛いと感じている、緊張している、セックスに対して悩みや、また不安を抱えているとイクことができません。オーガズムというのは、セックスに対してではなく脳が快感を積み重ねていき刺激の反応サイクルを繰り返すことでオーガズムに続きます。
なので、オーガズムでイクよりも、まずは自分がその感覚を研ぎ澄ませられる環境を整える必要が有りますし、また申し訳なくなる必要はありませんよ。

その通りだと思います。

そうですね…自分で指を当ててにおってみたらいいんじゃないでしょうか！

アハハハ！

正常なおりもの場合は、すっぱあま～い匂いがしたら正常です。もしイヤでなければ舐めてください。ちょっと甘味があれば正常です。だけど、例えばなんとなくサラサラしすぎるようなおりもので、ニオイがキツイ場合や、よく見たらちょっと黄色っぽい場合、これはバイキンです。更にドロっとした黄色、これもバイキンです。塊がボソボソ出る場合、これはカビです。これらは全てイヤなニオイがします。

なるほど～。自分で確認してみるっていうのも大事ですね。

私からは性交痛のケアに役立つアイテム「リューブゼリーポーション」をご紹介します。1982年から発売している潤滑ゼリー「リューブゼリー」シリーズは産婦人科でも推奨いただいていており、売上ＮＯ．１の実績があるブランドです。（※2021年下半期ドラッグストア売上）

リューブゼリーポーションの特長は水溶性なので簡単に洗い流せます。そして1回使いきりのポーションタイプ。「衛生的に使用したい」など実際に使用する方の声から生まれました。

私もオススメで、手につかないところが良いですね。手に出してベタベタになり、周りを汚すことが億劫で。リューブゼリーポーションを知ってからはその時間って無駄だったなと思いました。回して押すだけというのも好きなポイントです。

常のゼリーだと防腐剤が入っていたとしても、一回開封して出してしまうと陰圧の関係で雑菌が入ってしまうんですが、ポーションは使い切りなので衛生面で良いですね。

うるおい不足で悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。