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セックスレスについて
期間が長ければ長いほど、修復は難しいといわれます。
セックスレスの解消はどうぞお早めに。
期間が長ければ長いほど、修復は難しいといわれます。
セックスレスの解消はどうぞお早めに。
最近、「その気」にならないカップルが増えているのだとか。
日本性科学学会でもセックスレスは深刻にとらえられ、「決まった性的パートナーがいて、単身赴任や入院などの特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交、あるいはセクシュアル・コンタクト(ペッティングやオーラルセックス、裸で抱き合って寝るなど、当人同士がセックスと考えている性行為全般)が1か月以上なく、その後も同じ状態が長期にわたることが予想される場合」と定義されています。
セックスレスで特に問題なのは、本来エネルギーに満ちたはずの若い世代にセックスレスが増えていること。「セックスしたくてもできない」のではなく、「セックスしなくてもいい」「セックスは面倒くさい」と考える人が珍しくないのだそうです。風俗やマスターベーョンだけで十分だと。
若い世代のセックスレスは、新しい対人関係が苦手という人や、恥をかくことを恐れる人にも多いといわれます。パソコンや携帯電話でのコミュニケーションは上手でも、生身の人間を相手にコミュニケーションするのは、どうやら苦手らしいのです。そんな不毛な対人関係が、いつしかカップル間にも影を落とし、肉体的、精神的な交流であるセックスを避けさせている、のかもしれません。
セックスレスが増えている原因のひとつは、複雑な現代社会のしくみがもたらすストレスだといわれます。
セックスには大脳の働きが大きく作用します。脳を活性化するために必要なのは、いわゆる五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)です。五感を発達させる刺激が減ると、性的快感をキャッチするアンテナがさびついてしまうといわれます。
ストレスは五感をさびつかせ、狂わせ、性欲を減少させます。働きすぎ、不況による家計の心配、子どもの世話、老親の心配・・・。また、増えつつあるうつ病に処方される抗うつ剤も性欲減退の原因になります。
セックスレスの期間が長ければ長いほど、セックスレスの修復は難しいといわれます。セックスレスの解消はどうぞお早めに。
長年連れ添ったカップルが、「倦怠期」という理由でセックスをしないという現象は多くみられます。しかし実際、中年期以降のセックスレスの多くは、ED(勃起障害)と女性の性機能障害が原因だといわれています。「年だから仕方がない」とあきらめていませんか。「生殖」から解放された中高年のセックスこそ、人間本来のすばらしいものなのです。
中高年、老年になっても定期的にセックスをしているカップルは、精神的に安定し、健康で長生きするというデータもあります。
心身に異常がなくて、セックスレスのカップルは、「相手への怒り」が潜んでいることもあるそうです。仕事一筋で家庭のことは妻に任せきりの夫への怒り、女らしさを忘れ、自分にかまってくれない妻への怒りが、「セックスしたくない」という気持を起こします。鬱積した不満が2人の関係にヒビを入れていきます。